階層式の夢

[mixi 2006-09-18]

以前は,休日の朝などに,何段階にもなった夢をよくみた.

眼をさました,と思うとまた夢で,はなはだしいのは夢のなかで顔を洗って,雨戸を開けたら太陽が黒く,やっぱりそれも夢だった,ということもあった.

夢の中で夢かどうか試そうとしたこともある.事物の実在を疑うなら21階から飛び降りてみろ,といった物理学者がいたそうだが,飛び降りるのも一応は試したような気がする.危ないので,そんなに高いところからではないけれど.

詳しいことは覚えてないが,目がさめてわかったのは「夢だとするとAであり,AならBだから・・」という論理そのものが夢の中ではでたらめだったということだった.当たり前だが,よい体験になった.もっとも完全に主観的なものを「体験」といってよいかどうかわからないが.

最近はまったくそういう夢をみないような気がする.
最後にみてから,目がさめてないだけかもしれない.